この記事では、「息を殺す」の意味を分かりやすく説明していきます。
「息を殺す」とは?意味
「息を殺す」とは?意味
「息を殺す」の読みは、言うまでもなく「いきをころす」で、「呼吸の音もさせないで、じっとしていること」を意味する慣用句です。
「息を殺す」の概要
「息を殺す」の概要
「息を殺す」における「息」とは、「口や鼻から空気を吸ったり吐いたりすることや、その空気」を意味する言葉です。
また「殺す」は、「感情を殺す」や「声を殺す」との表現で使われるのと同様に、「活動や動作を抑えること」の意味です。
従って、「息を殺す」は「呼吸の音もさせないで、じっとしていること」の意味となるのです。
この表現は、サスペンスドラマ等で犯罪が行われていたり、犯人が近づくのを、隠れて「息を殺し」目撃すると言った状況等でしばしば見聞きしますが、言葉自身にそうしたネガティブなニュアンスはありません。
「息を殺す」の言葉の使い方や使われ方
「息を殺す」の言葉の使い方や使われ方
・『誕生日の豪華な食事を準備して、サプライズのために、息を殺して彼の帰宅を待った』
・『講演会のマイクの調子が悪そうなので、息を殺して演壇に近づき、素早くマイクを交換した』
・『コソ泥は、息を殺して行動することが身についており、周囲の人に気づかれないのでしょう』
まとめ
まとめ
「息を殺す」とは、「呼吸の音もさせないで、じっとしていること」を意味する慣用句です。