この記事では、「死活問題」の意味を分かりやすく説明していきます。
「死活問題」とは?意味
「死活問題」とは?意味
「死活問題」は「しかつもんだい」と読み、意味は以下の通りです。
1つ目は「試合やゲームで勝敗に直接かかわる重要な事柄」という元の意味で、勝ち負けを決める動きや手法のことです。
2つ目は転じて「人が生きるか死ぬかという深刻な事柄」という意味で、少しでも対応を誤ると人の生死に関わる様な問題のことです。
3つ目も転じて「商売している人や組織にとって致命的になる事柄」という意味で、経営に悪影響をもたらし、倒産に追い込むほどの深刻な事態のことです。
「死活問題」の概要
「死活問題」の概要
「死活問題」の語源は囲碁用語にあります。
囲碁において、石を取られる状態を「死に」と言い、石を取られない状態を「生き」と言います。
ここから、「死にと生きに関わる事柄」という意味で「勝敗に直接関わること」「人の生死に関わること」「会社にとって致命的なこと」のたとえとして使われています。
「死活問題」の言葉の使い方や使われ方
「死活問題」の言葉の使い方や使われ方
「死活問題」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。
・『この得点が決まるかどうかは死活問題だ』
・『不用品が売れるか売れないかは私にとって死活問題だ』
・『融資を受けられるかどうかは死活問題だ』
まとめ
まとめ
今回は「死活問題」について紹介しました。
「死活問題」は「勝敗に直接関わること」「人の生死に関わること」「会社にとって致命的なこと」という意味、と覚えておきましょう。