「フレネミー」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、スラング用語の「フレネミー」の意味や使い方、例文を分かりやすく説明していきます。

「フレネミー」とは?意味

「フレネミー」とは?意味

友達と見せかけて、実は憎しみを抱くライバルを「フレネミー」と呼びます。

friend(友達)とenemy(敵)を掛け合わせた言葉であるように、表向きは友達ですが、裏の顔は自分の地位や立場が良い方向に向かうよう邪魔な者は蹴落とそうとたくらむ憎き人であるのです。

とくに、試験やコンテストなど能力を競う場面で使われており、お受験を控える子供を持つママ友の間ではよく知られている言葉になります。

自分にとっていい競争相手と感じる人を「フレネミーな人で燃える」と言ったり、よきライバルだと思う人に使う場合もあります。

「フレネミー」の概要

「フレネミー」の概要

一番近場にいる仲良しの友達が本当は自分を邪魔だと感じ、いつか蹴落としてやると思う相手を「フレネミー」と言うわけです。

「フレネミー」が厄介なのは、「いつでも相談して」「子供を預かる」と親しげに近づいてきて親切にしてきます。

そして、さりげなく私生活を聞き出し、その内容を誇張して人に言って笑い、ありもしない噂を流して孤立させるのです。

このような「フレネミー」は何でも聞いてくれて、頼れる存在かと思うほど味方するふりがうまく、そこに気を許してしまうことが仇となってしまうことがあるのです。

「フレネミー」の使い方や使われ方

「フレネミー」の使い方や使われ方

悩みを聞いてくれたり、買い物にも付き合ってくれる仲のいい友達が実は自分を敵視していると分かったとき、その相手を「フレネミーだった」と驚いたときに使います。

友達だからこそ相手のいいところを吸収して自分のものにし、いつかは自分の方が人気者になったり、立場が逆転して高い位置につけるように行動する人を「あの人はフレネミーだ」と気づくわけです。

反対に、この敵視する相手に対して自分の方から「私はあなたのフレネミーだってことを覚えておいて」と用心して付き合いなと冗談を言って距離を縮めるときも使われています。

「フレネミー」を使った例文(使用例)

「フレネミー」を使った例文(使用例)

・『親友だと思っていた中学時代からの女友達がフレネミーと知り、私は距離をおくことにした』
いつも一緒に行動していた学生時代からの友達が、自分を邪険にしていたと知ったとき、距離をおいて付き合う人もいます。

・『私がフレネミーだと知らない女友達の彼氏の心を奪い、別れてもらう』
友達の彼氏と浮気している女友達は、彼女の座からしりぞいてもらおうとたくらんでいるわけです。

・『ライバル意識が強いフレネミーのママ友がいるからこそ、私は大変な状況でも乗り越えられた』
ママ友の中に自分を蹴落とそうとするので対抗してやろうと踏ん張り、乗り越える努力します。

まとめ

まとめ

誰よりも頼れる存在かと思っていた友達が、自分を敵視する「フレネミー」であったと知ってかなりの衝撃を受けた人はひどく動揺するでしょう。

簡単に気を許さないよう日頃から気をしっかり持ち、友達付き合いする相手をよく見定めて自分なりに工夫して付き合うことが大切です。

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