「浮き彫りになる」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「浮き彫りになる」の意味を分かりやすく説明していきます。

「浮き彫りになる」とは?意味

「浮き彫りになる」の読みは「うきぼりになる」で、「もの事がはっきりと見えるようになること、表面化すること」を意味する慣用句です。

「浮き彫りになる」の概要

「浮き彫りになる」における「浮き彫り」とは、英語表現でレリーフとも呼ばれることもあり、「材木等の表面に絵や模様や文字などを、浮き上がるように彫ること」を言います。

そこから比喩的に、今まで表面に出て来ずに見えなかった事柄が、見えるようになること、すなわち表面化や顕在化することを「浮き彫りになる」と表現するようになったものです。

この言葉は、どちらかと言うと、良い事よりも課題や問題が表面化する場合に使われることが多いと言えます。

「浮き彫りになる」の言葉の使い方や使われ方

・『今回の問題によって、この会社が持っていた組織の課題が浮き彫りになりました』
・『反社会勢力の不正行為は巧妙化しており、その問題が浮き彫りになることが少なくなっている』
・『課題が浮き彫りになってから、手を打つのでは、間に合わないことも多い』

まとめ

「浮き彫りになる」とは、「もの事がはっきりと見えるようになること、表面化すること」を意味する慣用句です。

どちらかと言うと、良い事よりも課題や問題が表面化する場合に使われます。