この記事では、「断末魔をあげる」の意味を分かりやすく説明していきます。
間違えやすい表現を覚えておきましょう。
「断末魔をあげる」とは?意味
「断末魔をあげる」とは?意味
「断末魔をあげる」とは、聞くに堪えない叫び声をあげること。
断末魔とは亡くなる直前の、やるせない苦痛をいいます。
もがき苦しみ、腹の底から出すあえぎ声を例えています。
息絶えてしまう瞬間の、切ない声というニュアンスがあります。
「断末魔をあげる」の言葉の使い方や使われ方
「断末魔をあげる」の言葉の使い方や使われ方
「断末魔をあげる」はSNSでよく見かける単語ですが、辞書には載っていない表現です。
誤用のひとつなので、気を付けておきましょう。
正確には「断末魔の叫び」といいます。
一寸先も見えない状況で、悲痛にくれる叫び声が「断末魔の叫び」です。
「断末魔をあげる」の例文
「断末魔をあげる」の例文
「断末魔をあげる」を使った例文を挙げます。
・『度重なる値上げに、断末魔の叫びがあがった』
・『断末魔の叫びが、聞こえそうな悲惨さだった』
・『戦地は断末魔の叫びが、うごめいていた』
まとめ
まとめ
「断末魔をあげる」の意味と使い方を学びました。
この表現は誤用で、正しくは「断末魔の叫び」といいます。
絶望的な声、悲観にくれた嘆きを例えた言葉です。
覚えておきましょう。