「虎になる」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「虎になる」はどんな様子に対して使う言葉なのでしょうか。

今回は、「虎になる」の意味について解説します。

「虎になる」とは?意味

「虎になる」とは、「泥酔すること」を意味する言葉です。

「虎になる」の概要

人は酒に酔うと理性が外れて普段は見られない行動をとるようになりますが暴力行為もそのひとつです。

普段おとなしい人でも酒を飲んで抑圧から解放されると気が大きくなり急に暴力をふるうことがあります。

酒の力で理性ある人間から野生の本能で行動する虎のように性格が大きく変わってしまう様子になぞらえて「我を失うほどひどく酒に酔うこと」を「虎になる」と表現します。

本来は泥酔して暴れることを指しますが、一般的には暴力性にかかわらず正常な状態ではなくなるほどひどく酔っているさまを表すときに用いられる言葉です。

「虎になる」の言葉の使い方や使われ方

『虎になるまで酒を飲むべきではない』
『あいつはは一滴でも酒が入ると虎になるから飲ませてはいけない』

「虎になる」の類語や言いかえ

・大虎
「ぐでんぐでんになるほどの泥酔者」を指す言葉です。

「虎になる」よりもさらにひどく酔っ払っているさまを表します。

まとめ

「虎になる」はやや古い言い回しですが今でも使われている表現です。

酒を飲むと性格が一変する人は多いので飲ませすぎには注意してください。