「叙情感」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「叙情感」とはどのような感覚をさすのでしょうか。

今回は、「叙情感」の意味について解説します。

「叙情感」とは?意味

「叙情感」とは、「内なる感情が表に現れてしみじみと感じられること」を意味する言葉です。

「叙情感」の概要

感情が表に出ていると感じられる感覚のことを意味する言葉で、一般的には作者の心情や感情が作品を通じて伝わってくる感覚を指します。

ありのままを描写するのではなくそれを見てどう感じたか、何を考えたのかなと感情の部分が多くを占めありありと分かるような様子に対して用いられる表現です。

基本的には感慨深い思いや情緒にあふれている様子に対して用いられる表現で、遠くに馳せるような深い思いを表します。

同じ感情でも楽しさや嬉しさなど明るい気持ちが伝わってくる場合は「叙情感」という表現が使われません。

しんみりと心に伝わってくるような味わい深い感情が感じられるさまを表す言葉です。

「叙情感」の言葉の使い方や使われ方

『叙情感たっぷりの曲』
『叙情感が強すぎて作品の本質がうまく伝わってこない』

まとめ

「叙情感」は間接的に心情が伝わってくる感覚を指す言葉です。

曖昧さを多く含む用件であり人により感覚に差があるので使う場合は注意しましょう。