「名残が残る」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「名残が残る」の意味を分かりやすく説明していきます。

「名残が残る」とは?意味

「名残が残る」は、「なごりがのこる」と読みます。

これは、「何かの気配が残っている様子」を表す言葉です。

ただし「名残」だけでも「残す」や「残る」の意味を持ちます。

そのため、「名残が残る」よりは「名残をとどめる」などのほうが、より適切な表現だと言えるのです。

たとえば、あなたが台風の被害状況を調査したとします。

台風が過ぎ去った翌日に現地を訪れたため、被害状況をはっきり見て取る事ができました。

このような場合に「台風の名残が残る惨状でした」と述べるとよいでしょう。

これにより、台風が過ぎ去った影響の色濃い様子を、上手に言いかえて表現できるのです。

「名残が残る」を使った例文を挙げます。

・『名残が残る有様でした』
・『前日の台風の名残が残る惨状でした』
・『どうしても何かの名残が残るような様子でした』

このように「名残が残る」は、「何かの気配が残っている様子」を意味する言葉です。

「残る」の意味が重複していますので、「名残をとどめる」などに言いかえるのが適切と言えます。