「好悪の念」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「好悪の念」とは何を意味する言葉なのでしょうか。

今回は、「好悪の念」の意味について解説します。

「好悪の念」とは?意味

「好悪の念」とは、「好き嫌いの気持ち」を意味する言葉です。

「好悪の念」の概要

人が心の中に抱く気持ちや考えのことを念といいます。

複雑な心の中には様々な思いが生まれます。

意識して胸に抱くものもあれば抑えきれず湧いて出るものもありますが、人の心に浮かぶ気持ちのうち他の者に対して思う好き嫌いの気持ちを表す言葉が「好悪の念」です。

物事に対して好ましく近づきたい気持ちと嫌悪して遠ざけたいと思う気持ちという相反する二つの感情を示しており、人である限り捨てることが難しい好き嫌いの感情を指す言葉です。

好んだり憎んだりする感情の動きそのものを指す言葉であり感情の大きさや方向性ではなく種類を表しています。

種類を表しているだけなので「好悪の念」という言葉そのものには良い意味も悪い意味もなく中立です。

「好悪の念」の言葉の使い方や使われ方

『好悪の念を抱くのは人として当然のことだ』
『好悪の念をあからさまにするのは良くない』

まとめ

「好悪の念」は好きか嫌いかではなく好き嫌いと言う感情の種類を表しています。

日常生活ではあまり使わない表現ですが正しい意味を覚えておきましょう。