「井の中の蛙大海を知らず」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「井の中の蛙大海を知らず」の意味を分かりやすく説明していきます。

「井の中の蛙大海を知らず」とは?意味

「井の中の蛙大海を知らず」は「いのなかのかわずたいかいしらず」と読みます。

意味は「狭い知識や考え方にろらわれて、他の世界のことを知らず満足していること」です。

今まで得ただけの知識や経験で満足してしまい、他にもっと自分の知らない世界があることが分からず、得意になっていることを言います。

限られた情報や人間関係しか持たずに知識をたくわえている人に使われます。

「井の中の蛙大海を知らず」の概要

「井の中の蛙大海を知らず」は、「井戸の中に住み着いている蛙の様子」が由来になります。

井戸は非常に狭く限られた空間です。

蛙には人間の様な思考能力はありませんが、外に大きな海が広がっていることを知らないとして、「自分のいる井戸が世界の全てだと思っている」という意味で使われる様になりました。

「井の中の蛙大海を知らず」の言葉の使い方や使われ方

「井の中の蛙大海を知らず」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『上司のネットに関する知識は、井の中の蛙大海を知らずだ』
・『井の中の蛙大海を知らずで、渋谷に初めて来て人に酔う』
・『男尊女卑の考え方をする上司に井の中の蛙大海を知らずだと言ってやりたい』

まとめ

今回は「井の中の蛙大海を知らず」について紹介しました。

「井の中の蛙大海を知らず」は「他の世界のことを知らず満足している様子」という意味のことわざ、と覚えておきましょう。