「アンチテーゼ」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「アンチテーゼ」とは何を意味している言葉なのでしょうか。

今回は、「アンチテーゼ」の意味について解説します。

「アンチテーゼ」とは?意味

「アンチテーゼ」とは、「ある主張を否定する反対の主張」を意味する言葉です。

「アンチテーゼ」の概要

本来は弁論や弁証で用いられる言葉で、ある主張に対しそれと対立するような反対の主張を指します。

「善」に対する「悪」や「安全」に対する「危険」など反対の意味を持つ主張や考えが「アンチテーゼ」です。

一般的には「主張に対する反対の意見や考え」という意味で使われることが多く、特定の考えに対して反対の立場をとったり否定的な意見を言ったりすることを「アンチテーゼ」といいます。

「アンチテーゼ」は対立する概念や考えを意味するのでそれ単体では成立しません。

肯定的な主張を意味する「テーゼ」が存在して初めて対立概念である「アンチテーゼ」が成立します。

「アンチテーゼ」の言葉の使い方や使われ方

『環境保護へのアンチテーゼを掲げた作品』
『あなたの意見はアンチテーゼでしかない』

まとめ

「アンチテーゼ」は対になるテーゼの存在が前提です。

どのような主張に対する否定であるのかに注目すると理解がはかどります。