この記事では、「アシュラー」の意味を分かりやすく説明していきます。
知らない単語を学びましょう。
「アシュラー」とは?意味
「アシュラー」とは?意味
アシュラーとは仏像が好きな女性のこと。
なかでも「阿修羅像」を恋人のように愛してやまない女子をいいます。
聖なる魅力にとりつかれてしまって、帰って来られない人がアシュラーです。
そもそもアシュラーの「アシュ」は仏様の阿修羅像のこと。
そして「ラー」というのは、しまむら好きの「しまラー」のように、何かの最後につく言葉です。
そのためアシュラーで、阿修羅像好きの女子たちをあらわします。
阿修羅像といえば奈良県の興福寺にある、複数の顔と手をもつ仏様をいいます。
すっと鼻筋がのびた美少年の顔立ちから、とくに若い女性の心をつかんでいます。
「アシュラー」の概要
「アシュラー」の概要
アシュラーは仏像ブームから、わき上がった言葉です。
仏像ブームというのは、仏像を拝むトレンドをあらわします。
最近では仏像をこよなく愛する「仏像女子」ならぬ「仏女」も飛び出しました。
仏像女子の中でもとりわけ多いのが、阿修羅像が大好きなアシュラーです。
阿修羅像は、もともとはインドの神様です。
命にまつわる神様で、日本では仏教を守る守護神として知られています。
ちなみに興福寺の阿修羅像は、3つの顔をもっています。
幼い頃と、少年の頃、大人になった姿を3つのゾーンに分けて描いています。
怒りや悲しみ、憂いなど見る人によって色々な捉え方ができる神秘的な表情。
今日も全国のアシュラーの心に、しずかに訴えかけています。
「アシュラー」の言葉の使い方や使われ方
「アシュラー」の言葉の使い方や使われ方
アシュラーはこのように使われています。
・『恥ずかしながら、母と娘、二世代そろってアシュラーです』
・『アシュラーの女友達をさそって、仏像展を見に行った』
・『アシュラー好きには、たまらないフィギュアが置いてあった』
アシュラーとは、阿修羅像を始めとした仏像が大好きな女子をいいます。
そのため仏像鑑賞に目がない人をアシュラーといいます。
最近は手軽に仏像を拝める、フィギュアやグッズも増えています。
「アシュラー」の類語や言いかえ
「アシュラー」の類語や言いかえ
アシュラーの関連語には、次のような言葉もあります。
・阿修羅ブーム
・仏像ガール
・仏像女子
・仏女
・仏女サークル
阿修羅ブームのきっかけとなったのは、全国でおこなわれた阿修羅展です。
国宝級の仏像を見ようと、1時間以上の行列がならびました。
仏像に気軽に出会えるシーンが増えたことで、仏像ガールや仏像女子も急増。
仏女サークルなる社会人サークルも誕生するようになりました。
仏像人気はまだまだ続きそうです。
まとめ
まとめ
アシュラーの意味と使い方をおさらいしました。
アシュラーは、阿修羅好きの女子という意味があります。
興福寺の阿修羅像が大好きな女性をいいます。
似た言葉に仏像ガールや仏像女子もあります。
不安定な世の中だからこそ仏様と向き合い、心のわだかまりを解消してみるのもいいかもしれません。