「辺鄙」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「辺鄙」の意味を分かりやすく説明していきます。

「辺鄙」とは?意味

「辺鄙」の読みは「へんぴ」で、「都会から離れていて不便なこと」や「町の中心地から離れていて開けていないこと」を意味する言葉です。

「辺鄙」の概要

「辺鄙」の熟語の「辺」の漢字には、「そのあたり」と言った意味があり、また「鄙」は訓読は「ひなびる」で、「鄙びた辺り」との意味になります。

そこから、この「辺鄙」は「都会から離れていて不便なこと」の意味となったのです。

「辺鄙」と言うと、多くの人は「田舎」をイメージされると思います。

もちろん「田舎」は「都会から離れて不便なこと」が多いと言えますが、「辺鄙」=「田舎」ではなく、むしろ「不便なところ」の意味が強い言葉です。

この言葉は、一般的にはネガティブな意味で使われることが多いので、使用に当たっては注意が必要です。

「辺鄙」の言葉の使い方や使われ方

・『いくら辺鄙な土地でも、老人の多くは住み慣れたそこを離れようとはしない』
・『大都会に疲れたと、定年退職後に少し辺鄙な村に移住する人も少なくない』
・『ミステリー小説では、しばしば殺人事件の舞台として辺鄙な立地の寂れたホテルが使われる』

まとめ

「辺鄙」とは、「都会から離れていて不便なこと」や「町の中心地から離れていて開けていないこと」を意味する言葉です。