この記事では、「一色に染まる」の意味を分かりやすく説明していきます。
「一色に染まる」とは?意味
「一色に染まる」とは?意味
「一色に染まる」の読みは「いっしょくにそまる」で、「全体が同じ一つの傾向で覆われること」を意味する言葉です。
「一色」は「ひとつの色のこと」で、文字通りの意味は、全てがその「ひとつの色に染色されること」で、「全体が同じ一つの傾向で覆われること」を比喩的に表現した言葉です。
「ある考え方や思想の影響を強く受けること」を「思想に染まる」と表現されますが、「染まる」には「他からの強い影響でそうなること」の意味が込められているとも考えられます。
「一色に染まる」の概要
「一色に染まる」の概要
人には色々な「考え方」や「思想」がありますが、それが何かをきっかけに「一つの考え方や思想にうねりをもって占有される」場合に、「○○の考え方一色に染まる」と使われます。
またサッカーや野球等の競技において、開催地の地元ファンで競技場が埋め尽くされる場合にも、「○○チームの応援一色に染まる」と使われこともあります。
すなわち、いくつの選択肢がある中、ある一つの事柄に覆い尽くされることを「一色に染まる」と表現すると言えます。
「一色に染まる」の言葉の使い方や使われ方
「一色に染まる」の言葉の使い方や使われ方
・『当初は賛否が拮抗していたが、影響力のある人が反対を表明すると、会場は反対一色に染まりました』
・『ワールドカップの最終予選のアウエーの試合で、相手国の国旗一色に染まる中、日本チームはそれを跳ねのけて勝利した』
まとめ
まとめ
「一色に染まる」とは、「全体が同じ一つの傾向で覆われること」を意味する言葉です。