「問屋」の読み方と意味とは？「といや」と「とんや」のどちら？正しい読み方について詳しく解釈

商品の販売店は仕入先や取引相手によりいくつかの種類に分類されますが「問屋」もそのひとつです。

この言葉は具体的にどのような店を指し何と読むのでしょうか。

今回は、「問屋」の正しい読み方と意味について解説します。

「問屋」の正しい読み方は「といや」と「とんや」どちら

「問屋」という言葉の読み方としては「といや」と「とんや」の2つが考えられます。

「といや」と「とんや」のどちらが正しい読み方なのでしょうか。

正しい読み方の結論

「問屋」の正しい読み方は「といや」と「とんや」の両方です。

「問」には「問状」【といじょう】「問丸」【といまる】など「とい」という読み方と、「とい」の音が変化した「とん」という読み方があります。

「屋」は「屋号」【やごう】「酒屋」【さかや】など「や」と読みます。

漢字の読み方を組み合わせてできる「といや」と「とんや」はどちらも「問屋」の正しい読み方です。

元々の読み方は「といや」で、時間が経つうちにだんだんと音が変化し「とんや」と読まれるようになりました。

現在はほとんどの場合「とんや」と読みますが古くからある店や施設などでは「といや」と読むところもあります。

「問屋」の意味

「問屋」とは、「生産者や一次業者から商品を仕入れて小売店に販売する業者」を指す言葉です。

商品を販売する商店のうち業者を相手に商売する商店を指します。

小売店にとっての仕入先に当たる卸売業者が「問屋」です。

「問屋」の言葉の使い方や使われ方

・『問屋で商品を仕入れる』
・『売れすぎての問屋にも在庫がない』
・『問屋ではなく生産者から直接仕入れる』

まとめ

「問屋」は「といや」と「とんや」のどちらも正しい読み方です。

一般消費者を相手に商売する店も増えているので読み方と意味を知っておきましょう。