「まずはじめに」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

「まずはじめに」とは?

ビジネスにおける使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解説していきます。

「まずはじめに」とは?

「まずはじめに」は、意味が重複した言葉と言えます。

「まず」には、「はじめに」や「最初に」の意味があります。

これに「はじめに」を加えて「まずはじめに」とすれば、同じ意味の言葉を二重に使用している事になるのです。

しかし、このような表現はビジネスでも頻繁に使用されます。

「まず」や「はじめに」よりも、「まずはじめに」のほうがリズムが心地よいのです。

そのため、二重の意味があるとはいえ、様々な場面で使用されるフレーズになっています。

会議やイベントの冒頭では、「まずはじめに」という言葉を使用する事が多いのです。

「まずはじめに」のビジネスにおける使い方、使うときの注意点

それでは、ビジネスで「まずはじめに」を使用する場合、どのような使い方になるでしょう。

たとえば、あなたが会議で司会を担当していたとします。

そして、最初に部長からコメントをもらおうと考えたのでした。

このような場合には、「まずはじめに、部長から会議の目的をご説明いただきます」と述べるとよいでしょう。

これにより、最初に説明してもらうことを、上手に言い換えて表現できるのです。

この言葉を使用する場合には、「まずはじめに」の使い方に注意しましょう。

これは意味が重複している言葉です。

そのため、誤りではないかと感じる人がいるのも事実です。

これを避けるためには「まず」や「はじめに」だけの表現に言い換えるのがよいでしょう。

あえて誤用を疑われるような表現を選択する必要はないのです。

「まずはじめに」を使った例文

「まずはじめに」を使った例文を挙げます。

例文のように、「何をするのか」や「何をしてほしいのか」などを続けて述べると、自然な表現を作成できるのです。

・『まずはじめに、会議の目的を説明いたします』
・『まずはじめに、最初の問題をお読みください』
・『まずはじめに、当社を志望した動機を教えてください』

「まずはじめに」の類語と敬語での言いかえ

「まずはじめに」の類語と敬語を解説していきます。

「まずはじめに」の類似表現

この言葉の類似表現には、「最初に」があります。

「まずはじめに」と「最初に」は、同じような意味合いで使用される言葉なのです。

「まずはじめに」の敬語表現

この言葉を、単独で敬語にはできません。

これを敬語にする場合は、言葉を組み合わせて実現する必要があるのです。

たとえば、「まずはじめにご一読ください」とすれば、尊敬語を使用した敬語表現にできるのです。

まとめ

このように「まずはじめに」は、意味が重複した言葉と言えます。

ビジネスでも使用できる言葉ですので、おぼえておくとよいでしょう。