「日々精進してまいります」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では「日々精進してまいります」について解説をします。

「日々精進してまいります」とは?意味

毎日努力をしていきます、励んでいきます、といった意味です。

「日々」は毎日という意味になります。

1日1日のことをいいます。

「精進」は、一つのことに心を集中させて励むこと、一生懸命に物事に取り組むことという意味です。

その他にも、一定期間行動を慎んで身を清めること、肉食を断つことなどの意味もありますが、この場合はこれらの意味ではありません。

「して」の「し」は、動作や行動を行うという意味の「する」のことです。

「まいり」は「まいる」のことで、「行く」の謙譲語、丁寧語です。

「行く」には、物事をするという意味があります。

「ます」は敬意を表す語です。

「日々精進してまいります」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、手紙の中でや、昇進を告げられたときなどに使用をします。

ある人にお世話になったおかげで、就職をすることができたとします。

そこで、お世話になった人にお礼の手紙を書くことにしました。

そのときに、この言葉を使うと、「これから頑張って行きたい」という気持ちを表すことができます。

昇進を告げられたときには、「これからもっと頑張って行こう」という気持ちになるはずです。

その気持ちや決意を表明するために、この言葉を使用します。

他の言い方をすることもできます。

たとえば、「励んでまいります」「努力してまいります」などです。

「頑張ります」でもやる気を示すことはできますが、ビジネスの場で使うと幼稚な印象を与えます。

そのため、「精進してまいります」など別の表現でやる気を示した方がよいでしょう。

「日々精進してまいります」を使った例文

・『会社のために日々精進してまいります』

・『学んだことを活かして、日々精進してまいります』

「日々精進してまいります」の返答や返信例

この言葉は下の立場の者が、上の立場の者に対して述べるものです。

しかし、返答は丁寧な言葉を使うようにします。

返答の言葉はいくつかあります。

たとえば「期待しています」です。

これから励んでいくことや、成長していくことに期待している気持ちを表すものです。

応援している気持ちも含まれています。

「頑張ってください」は幼稚な印象を与えるので、頑張って欲しい気持ちを伝えるときには「お励みください」と表現します。

まとめ

この言葉は、やる気を示すものです。

一生懸命に励む気持ちであることを表します。

こういったことを伝えると期待をかけられるので、その期待に応えられるように努力していきましょう。

行動が伴うことで信頼を得ることができます。