野性味を感じさせる人物のことを、「ワイルドだね」と表現することがあります。
これは褒め言葉と受け取られる場合もありますが、ワイルドには良くない意味もあるのは気がかりです。
ワイルドの意味から表現の使い方まで、良くわからないところを確かめてみましょう。
「ワイルドだね」とは?
「ワイルドだね」とは?
対面する人物や自分の行動について、野性味、荒々しさ、自然、乱暴などの印象を得たことを、人に伝える時に使われます。
「ワイルドだね」の使い方や使われ方、使うときの注意点
「ワイルドだね」の使い方や使われ方、使うときの注意点
日頃からキャンプを趣味とする人に対面したり、自分が野草採集や登山など自然に接する機会を得ることがあります。
そのような野性味や自然や荒々しさを覚える状況についてを、「ワイルドだね」と表現できるでしょう。
他人に言う場合は、この表現だけでも通じますが、「きみの趣味は」など誰の何がワイルドなのかを示すこともできます。
ワイルドな人に対しての褒め言葉ですが、実際はそうとも限りません。
「ワイルド」には乱暴な意味があるためで、ガサツで下品な人だと貶し見下すニュアンスで使われる場合もあるかも知れません。
褒める時は「ワイルドだね」と言いながら手でサムズアップ(グッドサイン)を送ったり、他の褒め言葉と組み合わせたら語弊がなくなります。
また非常にカジュアルな表現なので、目上の存在には言い替えるほうが無難です。
「ワイルドだね」を使った例文や文章
「ワイルドだね」を使った例文や文章
・『頻繁にキャンプに行くだなんて、とてもワイルドだね』
・『彼の普段のファッションは、ちょっとワイルドだね』
「ワイルドだね」の類語や言い替え
「ワイルドだね」の類語や言い替え
「ワイルドな感じですね」は、他者のワイルドな印象について丁寧に伝える表現です。
「野生的だね」は、人や物事から野生を感じさせることを表しています。
「たくましいですね」は、相手の存在や行動に、頑丈さや意志の強さ、勢いの豪勢さを感じ取ったことを伝える言い方です。
「荒々しいですね」は、人の行動や気性などが激しく荒っぽいことを表しています。
ネガティブな方では「野蛮」「品位に欠ける」「がさつ」「下品」などに言い替え可能ですが、悪口になってしまうことには気をつけてください。
まとめ
まとめ
他人や自分の行動などに、野性味などを感じ取った時、「ワイルドだね」と言うことができるでしょう。
これはある人には褒め言葉であり、またある人には貶し言葉ともなります。
そのため他人を褒める場合にはサムズアップと組み合わせたり、ポジティブな言葉と併せて述べてみてください。