「重々しい」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「重々しい」はどんな様子を表す言葉なのでしょうか。

今回は、「重々しい」の意味について解説します。

「重々しい」とは?意味

「重々しい」とは、「落ち着きがあり重み感じられる」という意味で使われる言葉です。

「重々しい」の概要

いかにも重そうに感じられるさまを表す言葉で、体調や重量が重いといったような物理的な重さの意味だけではなく空気や雰囲気の重さを指す意味でも使われます。

威厳があってその場の雰囲気がピリッと引き締まっていたり厳粛な雰囲気だったりなど軽はずみに行動できないような圧力が感じられるさまに対して用いられる言葉です。

はっきりとしたものではなく全体的な雰囲気からなんとなく感じられるものを表す抽象的な言葉なので人によって感じ方には差があります。

式典など緊張感をもって臨む場の様子を表すのにふさわしい表現です。

「重々しい」の言葉の使い方や使われ方

『卒業式は重々しい空気に包まれて始まった』
『苦手な数学の授業がある日なので重々しい足取りで学校に向かう』

まとめ

「重々しい」は良い意味でも悪い意味でも使われる言葉です。

動作の鈍重さなど物理的な様子を表す場合は悪い意味で使われることが多く、雰囲気や空気など抽象的な様子を表す場合は厳粛さなど良い意味で使われます。

言葉の意味を正しく覚えて使ってください。