「おうむ返し」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「おうむ返し」の意味を分かりやすく説明していきます。

「おうむ返し」とは?意味

「おうむ返し」は「鸚鵡返し」と書きます。

意味は「相手が言ったことをそのまま繰り返して言うこと」です。

相手が「今日はいい天気ですね」と言ったら、こちらも「今日はいい天気ですね」と返事することです。

相手の言葉に共感していることを表しますが、何度も繰り返すと「何も考えておらず相手をバカにしている」と不快な気持ちにさせることもあります。

「おうむ返し」の概要

「おうむ返し」の由来は、鳥の「おうむ」の習性にあります。

おうむは人の言葉を覚えるのが得意で、人が言ったことをそのまま繰り返す性質があります。

「返し」は動詞「返す」の連用形が名詞化した言葉で「ものの向き・位置を反対にする」から転じて「相手から受けた行為に対して、それと同じことをこちらからする」という意味です。

「おうむの様に相手から言われたことと同じことを言う」という意味で使われています。

「おうむ返し」の言葉の使い方や使われ方

「おうむ返し」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『彼が焦っている時には会話ができずおうむ返しになる』
・『このロボットはおうむ返しばかりで会話できない』
・『相手と早く別れたくて会話をおうむ返しで済ませる』

まとめ

今回は「おうむ返し」について紹介しました。

言葉の意味を正しく理解して、必要に応じて使いこなせる様にしましょう。