「やるせない」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「やるせない」の意味を分かりやすく説明していきます。

「やるせない」とは?意味

「やるせない」は「辛かったり、悲しかったりして、気持ちのやり場がない様子」という意味です。

ものごとが悪い方向へ進んでしまい、自分ではどうすることもできず、たまらなく切ないと感じることです。

辛いことがあるけれども、その気持ちをどの様に言葉や態度に表してよいか分からず、思い煩う様子に使われます。

「やるせない」の概要

「やるせない」は漢字で「遣る瀬無い」と書きます。

「遣る」は「そこへ差し向ける」から転じて「心配などをまぎらすようにする」という意味、「瀬」は「川などの流れが浅く歩いて渡れる所」から転じて「置かれてい場所」という意味、「ない」は打消しの助動詞です。

「心配などを紛らわす場所がない」という意味で、「気持ちのやり場がない」として使われています。

「やるせない」の言葉の使い方や使われ方

「やるせない」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『戦争で困っている人達のニュースを見るとやるせない気持ちになる』
・『自分の気持ちを誰にも分かってもらえずやるせない』
・『楽しみにしていたコンサートが中止になりやるせない』

まとめ

今回は「やるせない」について紹介しました。

言葉の意味を正しく理解して、必要に応じて使いこなせる様にしましょう。