「会得」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「会得」とはどのような意味で使われる言葉なのでしょうか。

今回は、「会得」の意味について解説します。

「会得」とは?意味

「会得」とは、「十分に理解して我がものとすること」を意味する言葉です。

「会得」の概要

物事を身に付けることを意味する言葉で、ただできるようになるだけではなく理論や理屈を十分に理解しこれ以上ないと言うほど深く分かった上で自分のものにすることを指します。

教わった通りに身体を動かしたら再現できた、というだけでは「会得」ではありません。

なぜそのようになるのか、どこをどうやったら結果が変わるのかなど技術を正しく理解し思うがままに再現できるようになるほど深く身に付けるのが「会得」です。

「会得」の言葉の使い方や使われ方

『流派に伝わる奥義を会得する』
『パン作りを会得するのに1年かかった』

「会得」の類語や言いかえ

・体得
「体で習い覚えて身につけること」を意味します。

理屈や理論を座学で学ぶのではなく、稽古や実践で実際に自分の体を動かして習い覚えることを意味する言葉です。

・修得
「一通りの知識や理論を身につけること」を意味します。

体系化された知識や技術などを全て身につけることを表します。

まとめ

「会得」は主に技術的なことに用いられる表現ですがやり方など知識を身に付けることに対しても使います。

体に染み込むほど深く覚える様子を表す言葉なので使い方に注意してください。