「ぴったり」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「ぴったり」の意味を分かりやすく説明していきます。

「ぴったり」とは?意味

ものが接着している、つり合っているさま、または、急に止まるさま。

「ぴったり」の概要

「ぴったり」はもの同士がすき間なく合っていることを意味する言葉で、主に「ものとものが密着しているさま」「互いに適合しているさま」または「起きていた現象が急に止まるさま」を表すときに使われます。

「ぴったり」の語源は、「直に、直接」という意味を持つ「直と」【ひたと】にあるといわれます。

「ひたと」が「ぴたと」「ぴたり」に転じ、ものとものが直にくっついている様子を指す言葉が「ぴったり」に変わっていきました。

単に「合っている状況」を指すというよりは「ものとものの間に無駄な要素が一切ない状況」を表す言葉になっています。

「ぴったり」の言葉の使い方や使われ方

ものがすき間なく接着している、またはつり合っている、現象が急に止まるさまを表現する際に「ぴったりだ」「ぴったり合う」「ぴったりと」のような使い方をします。

「ぴったり」を使った例文は以下のとおりです。

・『小さな子どもが母親にぴったりとくっついて離れない』
・『服のサイズが体形にぴったり合っている』
・『病気したことをきっかけに飲酒をぴったりやめた』

「ぴったり」の類語や言いかえ

「ぴったり」の類語には、もの同士が密着しているさまを表す「ぴたっと」「ぴっちり」や確実な様子を表す「しっかり」「きっちり」などがあります。

まとめ

「ぴったり」は、ものとものが直にくっついていることを表す「ひたと」から派生したオノマトペです。

「ものとものの間に無駄な要素が一切ない」といったニュアンスを持つ言葉です。