「害を及ぼす」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「害を及ぼす」【がいをおよぼす】の意味や使い方を分かりやすく説明していきます。

「害を及ぼす」とは?意味

周囲に対して悪い影響を与えてしまうことを「害を及ぼす」【がいをおよぼす】と言います。

人や動物など、生き物によって他人に健康被害を与えたり、怪我を負わせるなど困ったことだと感じるような出来事をしでかすという意味がある言葉です。

外来生物が人間の住む場所まで出てきて住み着いて糞尿被害をもたらしたり、農作物を食い荒らすことはまさしく「害を及ぼす」行為になります。

また、毎日、深夜に煙を出しながら魚を焼いたり、大きな音を出して近隣住民を不快にさせて安眠妨害する住民の行為は多大なる「害を及ぼす」わけです。

「害を及ぼす」を使った例文を挙げます。

・『塩分の摂り過ぎは人体に害を及ぼすため、控えた調理を心がけることが大事』
・『長年、工場からの有害な煙を吸っていると子供の体に害を及ぼす』
・『温暖化は農作物を枯らすだけでなく、人間の営みにも害を及ぼす』

人や生き物に多大なる害を与えてしまう問題が起きたときに使える言葉をご紹介しました。

できれば関わりたくないと思う被害を避けるため、日ごろから注意して行動するようにしたほうがいいでしょう。