「寛解」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「寛解」とは何を意味する言葉なのでしょうか。

今回は、「寛解」の意味について解説します。

「寛解」とは?意味

「寛解」とは、「病気の症状が収まり安定した状態になること」を意味する言葉です。

「寛解」の概要

怪我や病気が完全に治ることを「完治」といいます。

完治した怪我や病気はそれ以上症状が悪化することはなく再発の恐れもありません。

治療は基本的に完治を目指して行われますが病気によっては再発や症状のぶり返しを完全に抑えることが難しく、治ったように見えても完治と断言できない病気はたくさんあります。

再発や症状のぶり返しを完全に抑えることが難しい病気であってもある程度症状が治まって一定期間安定した状態が続くようになると積極的な治療が必要なくなり普段通りの生活を送れるようになります。

そのような「病気による症状や異常が見られなくなり安定して穏やかな状態になること」を指す言葉が「寛解」です。

「寛解」すると積極的な治療は必要なくなりますが再発やぶり返しの可能性が完全に消えたわけではありません。

定期的な検査や異常を感じた時の早めの受診などある程度の対策は必要ですが基本的には治療終了になり通院せず日常生活を送れます。

「寛解」の言葉の使い方や使われ方

『バセドウ病が寛解した』
『再発リスクがあるので完治ではなく寛解だと言われた』

まとめ

「寛解」はリスクが残っているものの症状が消え穏やかになった状態を表します。

リスクの程度については病気によって違いがあるのでどの程度気をつければいいのか確認しておきましょう。