「ドキドキする」とは意味や概要、類語や例文まで徹底解説

「ドキドキする」とは、 「緊張・不安・喜び・期待などで胸が高鳴るさま」「動悸(心臓の鼓動)が速くなるさま」を意味している擬音語(オノマトペ)です。

「ドキドキする」の解説

「ドキドキする」の解説

「ドキドキする」という擬音語(オノマトペ)は、「嬉しくて胸の鼓動が速くなるさま」「緊張・不安(恐怖)で胸の鼓動が速くなるさま」の両方の意味合いがあります。

また単純に長く走り続けたりして血液中の酸素が足りなくなり、心臓の鼓動が速くなっている状態のことも「ドキドキする」と表現します。

「ドキドキする」には「嬉しさ・興奮・期待などで胸が高鳴る、動悸がするほど気持ちが高ぶる」というポジティブな意味と合わせて、「緊張・恐怖・不安などで心臓の鼓動が速くなる」というネガティブな意味合いもあるのです。

恋愛においても「ドキドキする」という擬音語はよく使われますが、これは「好きな人と接近したり会話したりする時に、嬉しいけれど緊張・興奮して胸の動悸が高鳴ること」を意味しているのです。

「ドキドキする」の使われ方

「ドキドキする」の使われ方

「ドキドキする」は、「嬉しさ・期待によって胸が高鳴ったり気持ちが高ぶったりした時」に使われます。

例えば、「好きな人と隣の席になってドキドキしました」「ドキドキするほど刺激的な異性には滅多に出会えないものです」などの文章で使われます。

「ドキドキする」は、「緊張・不安・恐怖・驚きによって心臓の鼓動が速くなっている時」にも使われます。

例えば、「犯人から追いかけられている間は胸がドキドキしました」「大勢の人の前で講演しなければならなくなり、緊張でドキドキしています」などの文章で使うことができます。

また「走って酸素が足りなくなり、心拍・呼吸が激しくなっている時」にも、「ドキドキする」は使われるのです。

「ドキドキする」の例文1

「ドキドキする」の例文1

「ドキドキする」の例文を紹介して、その意味を解説します。

「好きな人と初めて街中で手をつないだ時には、とてもドキドキしました」

この例文は、「好きな人と初めて街中で手をつないだ時に、嬉しさと緊張で胸が高鳴ったこと(動悸がするほど気持ちが高ぶったこと)」を意味しています。

「ドキドキする」の例文2

「ドキドキする」の例文2

「ドキドキする」の例文を紹介して、その意味を解説します。

「不良の集団から追いかけられている時には、ドキドキしながら倉庫の中に隠れていました」

この例文は、「不良の集団から追いかけられている時に、見つかるのではないかと怖くなって(不安になって)心臓の鼓動が速くなっている状態で、倉庫の中に隠れていたこと」を意味しています。

「ドキドキする」の類語・言い換え表現

「ドキドキする」の類語・言い換え表現

「ドキドキする」の類語・言い換え表現として、「興奮する」「トキめく」「緊張する」「動悸がする」などを挙げることができます。

「ドキドキする」という擬音語は、「喜び・期待などで動悸がするほどに興奮すること」「心拍が高まるほどに緊張すること」「走り続けて動悸がすること(心拍数が増えること)」を意味しています。

「ドキドキする」の表現には、「恋愛において好きな相手に対して胸が高鳴ること、トキめくこと」の意味もあります。

それらの意味から、「ドキドキする」と類似した意味を持つ類語・言い換え表現として、「興奮する」「トキめく」「緊張する」「動悸がする」を想定することができるのです。

「ドキドキする」の対義語

「ドキドキする」の対義語

「ドキドキする」の対義語として、「平常心」「安静になる」「落ち着いている」などがあります。

「平常心」とは「いつも変わらずに安定している心・精神状態」を意味していて、「安静になる」というのは「興奮せずに落ち着いた状態になること」を意味しています。

「落ち着いている」は、「心身が安定していて興奮していないさま、乱れていないさま」の意味を持っています。

それらの意味合いから、「心臓の鼓動が速くなって興奮したり不安になったりすること」示す「ドキドキする」とは反対の意味を持つ対義語として、「平常心」「安静になる」「落ち着いている」が挙げられるのです。

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