この記事では、「巣食う」の意味を分かりやすく説明していきます。
「巣食う」とは?意味
「巣食う」とは?意味
「巣食う」は「すくう」と読み、「鳥などが巣を作り住むこと」という意味がありますが、それが転じて「悪い人間が集まっていること」や「悪い考えや病気が宿ること」を意味する言葉として使われます。
「巣食う」の概要
「巣食う」の概要
「巣食う」は、悪い物事が特定の場所に集まってしまい、取り除くことが難しくなっている状況を示す際に使われる言葉です。
語源は文字が表すように「巣」を「食う」で、この「巣」は鳥などが作る「巣」を意味しており、「食う」はもともと「構える」という意味で使われていました。
これが変化していき「巣を作りそこに住んで物を食べる」という意味から「巣食う」という言葉になったと言われています。
「巣食う」を使った例文(使用例)
「巣食う」を使った例文(使用例)
「巣食う」を使った例文を挙げます。
・『この町には犯罪者が巣食う場所があるらしい』
・『母の身体にはガンが巣食っている』
・『私の心には闇が巣食う』
まとめ
まとめ
「巣食う」とは、「鳥などが巣を作り住むこと」という意味が転じて、「悪い人間が集まっていること」や「悪い考えや病気が宿ること」を意味する言葉として使われます。
一般的に悪いものが集まっているという意味で使われますので、良いことには使われません。
その点を注意して適切に使用できるようにしましょう。