「有名無実」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「有名無実」の意味を分かりやすく説明していきます。

「有名無実」とは?意味

「有名無実」は「ゆうめいむじつ」と読みます。

意味は「名前は広く知られているが、その知名度に対し実質がともなっていないこと」です。

立派な規則や役職、ランキングなどがあっても、それがほとんど役に立っていないことです。

主に法律や社会的な決まり事などに対して使われ、立派な題目で宣伝しても全く効果がない様子を表します。

「有名無実」の概要

「有名無実」の「有名」は「立派な名前」という意味、「無実」は「実際の中身がない」という意味です。

「立派な名前なのに実際には中身がない」という意味で、「広く知られているが役に立っていないこと」として使われています。

たとえば、「全国交通安全週間」や、「ステイホーム」など、人が慣れてしまい特に意識しなくなっていることなどに使われます。

「有名無実」の言葉の使い方や使われ方

「有名無実」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『あのマッチングサイトはサクラばかりで有名無実だ』
・『この会社では調査役という役職は単なる天下り対策であり有名無実になっている』
・『この一帯の駐車禁止は有名無実だ』

まとめ

今回は「有名無実」について紹介しました。

「有名無実」は「名前は広く知られているが、その知名度に対し実質がともなっていないこと」と覚えておきましょう。