「目を転じる」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「目を転じる」とはどのような意味で使われている言葉なのでしょうか。

今回は、「目を転じる」の意味について解説します。

「目を転じる」とは?意味

「目を転じる」とは、「目を向ける対象を別のものに変えること」を意味する言葉です。

「目を転じる」の概要

物事がある状態からから別の状態へと移り変わることを「転じる」といいます。

「目を転じる」とは目の状態が別の状態へと変化することを表す言葉で、一般的には目でものを見る動作の対象が変化することを表すときに使う言葉です。

人は目を使ってものを見て観察しますが、集中すればするほど観察できる範囲は限定されます。

「目を転じる」というのは目を使って観察している対象を今の対象から別の対象へと移すことを意味します。

直接目で見る動作だけではなく注目や興味を抱く対象を切り替える意味でも使われる表現です。

「目を転じる」の言葉の使い方や使われ方

『海外に目を転じるとまだまだ医療体制が整っていない国は多い』

「目を転じる」の類語や言いかえ

・目を転ずる
「目を向ける対象を移し替えること」を意味します。

「目を転じる」と同じ意味の言葉ですがこちらは古語を使ったやや古めかしい表現です。

元々はこちらが一般的でしたが現在では現代語である「目を転じる」が広く用いられています。

まとめ

「目を転じる」は興味や関心など直接目で見ていない状況でも使います。

言葉の意味を正しく理解して使いましょう。