「確信しております」とは？ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

ビジネス用語の「確信しております」にはどんな意味がありどのように使う言葉なのでしょうか。

「確信しております」とは?意味

「確信しております」とは、「確かだと強く信じている」という意味で使うビジネス表現です。

「確信しております」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「確信しております」の「確信」とは「そうであると固く信じて疑わないこと」 という意味を持つ言葉です。

信じる心に隙間がなくどのような事実を突きつけられても信じる心が揺らがない状態を指して「確信」と表現します。

物事を信じるというのは強い心の働きです。

一般的には確かな証拠や強い裏付けによって支えられものですが、信じるという心の働きそのものは個人的なものであり外部要因がどのようなものであっても本人の心が固く結ばれている限り揺らぐことはありません。

「確信しております」という表現は個人的な心のありようを示しています。

この言葉が表しているのは人が強く信じているという事実のみで信じている根拠や理由については一切触れられていません。

客観的には疑わしくても本人が固く信じて疑っていないのであれば自信を持って「確信しております」と口にします。

具体的な根拠や理屈により信じているのなら説得や懐柔も可能ですが盲信するように理屈を超えて「確信しております」と口にしている相手の意識を変えるのはかなりの難題です。

ビジネスにおいて信じる心は自信や信頼の源であり人を惹きつける魅力にもつながります。

人を説得したりプレゼンでアピールしたりする時などは主張に揺るぎがないがないことを示す意味で「確信しております」という言葉が使われます。

信じる根拠がある場合もない場合も効果が期待できるのが「確信しております」という言葉の持つ力です。

「確信しております」を使った例文

・『必ずヒットすると確信しております』
・『これ以上に素晴らしいアイデアはないと確信しております』
・『ブームは短期間で収束すると確信しております』

「確信しております」の類語や敬語での言いかえ

状況や場面に合わせて言い方を変えることでよりふさわしい表現になります。

「確信しております」の類似表現

・「確証を得ています」
「確かであると信じられる証拠がある」という意味の言葉です。

「確信しております」が信じられる根拠がない場合も含むのに対し、こちらは客観的に示せる証拠や証明を根拠に確かであると信じる場合に使います。

「確信しております」の敬語表現

・「確信いたしております」
「確信しております」は「確信している」の「いる」を「おる」に変えて丁寧語の「ます」を加えた謙譲表現です。

より敬意を高めるなら「する」を謙譲語の「いたす」に置き換えて「確信いたしております」にするとさらにへりくだった表現になります。

「確信しております」の返答や返信例

固く信じているのは伝わりますがなぜ固く信じているのか、信じる根拠について尋ねてみましょう。

具体的な根拠が挙がれば信じる気持ちが高まります。

具体的な根拠が挙がらなかった場合は人となりで判断してください。

まとめ

「確信しております」はビジネスでよく使う表現です。

信じる気持ちの強さをアピールするときに使いましょう。