この記事では、「手ぐすねを引く」の意味を分かりやすく説明していきます。
「手ぐすねを引く」とは?意味
「手ぐすねを引く」とは?意味
「手ぐすねを引く」の「手ぐすね」は「手薬煉」と漢字表記できます。
「手ぐすね」とはそもそも、松脂を油で煮て練り混ぜた、粘着力の強いものを手に馴染ませることで、「手ぐすねを引く」は、「弓を引く準備をする」という意味があります。
これから転じて「手ぐすねを引く」は、「十分用意して待ち構える。
準備して機会を待つ」という意味があります。
「手ぐすねを引く」の言葉の使い方や使われ方
「手ぐすねを引く」の言葉の使い方や使われ方
「手ぐすねを引く」は、十分に準備をして、敵などを待ち構える様子に対して使う言葉になります。
例えば、戦国時代の合戦で、道や城などに罠を張るなど十分に準備してから、敵を待ち構える様子を、「手ぐすねを引いて敵を待ち受ける」などと表現することができます。
「手ぐすねを引く」の例文
「手ぐすねを引く」の例文
「手ぐすねを引く」を使った例文を挙げます。
・『警察が手ぐすねを引いて、逃亡犯を待ち構える』
・『私が失敗するのを、ライバルが手ぐすねを引いて待っている』
・『私が結婚することを、両親は手ぐすねを引いて待っているだろう』
まとめ
まとめ
「手ぐすねを引く」という言葉について見てきました。
準備を十分にして敵などを街か和える様子を見た時、「手ぐすねを引く」という言葉を使ってみましょう。