「白い目で見る」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

この記事では、「白い目で見る」の意味を分かりやすく説明していきます。

「白い目で見る」とは?意味

「白い目で見る」は、「しろいめでみる」と読み、意味は以下の通りです。

1つ目は「冷淡な目つきで見る」という意味で、相手に冷たく突き放す意図を含んだ視線を浴びせることです。

2つ目は「悪意を含んだ目つきで見る」という意味で、相手に「嫌いである」「憎いと思う」など、悪い感情を含んだ視線を浴びせることです。

「白い目で見る」の概要

「白い目で見る」の由来は中国の歴史的書物「晋書」の一節にあります。

阮籍(じょせき)という思想家が、自分の気に入った人に対して「青目」を使い、嫌いな人に対して「白目」を使ったとされています。

「青目」とは「黒目」のことで、相手を真っすぐ見て瞳孔が開いた状態で、心地よいと思っている状態です。

「白目」とは横目でチラリと相手を見るとで、相手を冷遇している状態です。

ここから「冷淡な悪意ある目で見ること」のたとえとして使われる様になりました。

「白い目で見る」の言葉の使い方や使われ方

「白い目で見る」の言葉の使い方や使われ方は以下の通りです。

・『社内不倫がバレて周囲から白い目で見られる』
・『社長から贔屓されている同僚を皆が白い目で見る』
・『都会からはるばる嫁に来たのに白い目で見られる』

まとめ

今回は「白い目で見る」について紹介しました。

言葉の意味を正しく理解して、必要に応じて使いこなせる様にしましょう。