「うじゃうじゃ」とは意味や使い方、対義語や例文なども解説

「うじゃうじゃ」の解説

「うじゃうじゃ」の解説

「うじゃうじゃ」は副詞で、二通りの意味がある言葉です。

一つ目の意味は、小さい虫などが沢山うごめいているさまを表すというものです。

もう一つは、人がくどくどとうるさく言うことを表しています。

「うじゃうじゃ」と言葉が出てきた場合、小さいものがたくさんあるという意味なのか、くどくどうるさいという意味なのか、前後にある言葉、その場の雰囲気、状況などから判断するようにしてください。

「うじゃうじゃ」の使われ方

「うじゃうじゃ」の使われ方

「うじゃうじゃ」とは、副詞で小さいものがたくさん動いている様子を表したり、人がくどくどとうるさいことを表すことができます。

「うじゃうじゃ」は虫以外でも、例えば小さいパーツ、小物などが沢山あるといった時にも使えます。

「押し入れの中だけでなく、引き出しからもビーズがうじゃうじゃ出てきた」「まだまだ、戸棚にもうじゃうじゃあった」というように、物が多い、沢山あることで「嬉しい」のではなく、「うんざり」「迷惑」といった時にも使うことができるわけです。

もう一つの使い方としては、人が口うるさい、細かいことをくどくど言い出すといった時に「今更、うじゃうじゃ言うな」「彼は後からうじゃうじゃ言うタイプだから秘密にしておこう」などと使います。

「うじゃうじゃ」言われることは、誰でも嫌なことですから、人に対して面と向かって使うことはほとんどありません。

「うるさい」と思った際に「うじゃうじゃうるさいんだよ」などと言いますと、これは喧嘩を売っているのも同じと覚えておいた方がいいでしょう。

「うじゃうじゃ」の例文

「うじゃうじゃ」の例文

「整理をしているのだが、細かいものがうじゃうじゃ出てきて仕分けするだけで相当時間がかかりそうだ」

「隣の爺さんがやって来て、うじゃうじゃ言い出し喧嘩になった」

「何をそんなにうじゃうじゃ言っているんだ、もう決まったことだからあきらめるしかないだろう」

「キッチンにアリがうじゃうじゃ出てきた。外から入ってきたようだ」

「虫がうじゃうじゃとうごめいている映像を観て気持ち悪くなった」

「うじゃうじゃ」の類語・関連語

「うじゃうじゃ」の類語・関連語

「うじゃうじゃ」の類語・関連語とその意味を紹介します。

「うようよ」

「うようよ」

「うようよ」は、副詞で生き物が沢山集まっていて動いているさまという意味です。

「ワサワサ」

「ワサワサ」

「ワサワサ」は、ざわついている、落ち着かない、物が揺れる音という意味があります。

小さい虫などが沢山いて、動いている音を表すことができます。

「だらだら」

「だらだら」

「だらだら」は、人の話が長々と続くさまを表します。

「だらだらと文句を言い続ける」「だらだらと話が長い」などと、使います。

「くどくど」

「くどくど」

「くどくど」とは、しつこく繰り返して言うさまを表す副詞です。

「くどくど、うるさい」「くどくど言い訳を続ける」などと、使います。

「うじゃうじゃ」の対義語

「うじゃうじゃ」の対義語

「うじゃうじゃ」という言葉そのものに対義語はありませんが、意味合いから反対のことを表している言葉を紹介します。

「蜘蛛の子を散らす」

「蜘蛛の子を散らす」

「蜘蛛の子を散らす」とは、大勢の者が、四方八方に逃げまどうさまという意味で使います。

沢山の人が、あっという間にいなくなるといった例えにも使います。

「蜘蛛の子を散らすように、誰一人いなくなった」「蜘蛛の子を散らすように逃げ去った」などと、使います。

「あっさり」

「あっさり」

「あっさり」とは、くどくなく、しつこくなく、さっぱりとしたさまを表す副詞です。

「あっさりと引き下がる」「あっさりした人だから何も言わないと思う」などと、使います。

「ひっそり」

「ひっそり」

「ひっそり」とは、動くものがなく、物音がしないさま、静かなさまという意味の副詞です。

「巣穴はひっそりと静まり返っている」「ひっそりとした森」などと、使います。

タイトルとURLをコピーしました