「聞き耳を立てる」とは？意味や言葉の使い方など分かりやすく解釈

「聞き耳を立てる」とはどんな行為を表す慣用句なのでしょうか。

今回は、「聞き耳を立てる」の意味について解説します。

「聞き耳を立てる」とは?意味

「聞き耳を立てる」とは、「聴覚に意識を集中させて良く聞き取ろうとすること」を意味する言葉です。

「聞き耳を立てる」の概要

ひそひそ話など自分に対して話しかけているのではない声を聞こうとするときには耳に全神経を集中させて聞くことに一生懸命になります。

そのような聞くことに一生懸命になり話を聞こうとする様子を表す慣用句が「聞き耳を立てる」です。

一般的には他人がしている話を横から漏れ聞こうとするような行為に対して使われる表現であり、自分に対して話してくれる相手に対して集中して聞く行為は含みません。

喫茶店で隣の席に座っている客同士の会話を横から聞いたり電車内で乗客がしている話を聞いたりするような「他人の話を横から一生懸命聞こうと努力する」というようなニュアンスで使う言葉です。

「聞き耳を立てる」の言葉の使い方や使われ方

『隣の席でしている噂話に聞き耳を立てる』
『室内から聞こえてくる話し声に聞き耳を立てる』

まとめ

「聞き耳を立てる」はあまり褒められた行為ではありません。

咎められるようなことではありませんが外聞のいい振る舞いではないので大っぴらにやらないよう注意して下さい。