この記事では、「駄目を押す」の意味を分かりやすく説明していきます。
「駄目を押す」とは?意味
「駄目を押す」とは?意味
「駄目を押す」は「だめをおす」と読み、「念のために確認すること」や「勝負事で勝ち負けが決まっている状況で、さらに勝利を確定させるような事をする」という意味を持つ慣用句です。
「駄目を押す」の概要
「駄目を押す」の概要
「駄目を押す」という慣用句の由来となっているものは「囲碁」です。
通常「駄目」という言葉は、「よくない状態のこと」や「効果が無いこと」「できないこと」などを意味する言葉ですが、この場合は「囲碁において両者の堺にあってどちらのものにもならない目」の事を意味しており、転じて「無益なもの」という意味を持ち、終局したあとに念のため「駄目」に碁石を並べることを「駄目を押す」と呼んでいました。
これが転じて、「念のために確認すること」や「勝負事で勝ち負けが決まっている状況で、さらに勝利を確定させるような事をする」という意味を持つ慣用句となりました。
「駄目を押す」を使った例文(使用例)
「駄目を押す」を使った例文(使用例)
「駄目を押す」を使った例文を挙げます。
・『トップを走っていた彼は、さらに速度を上げて駄目を押す』
・『成功することは分かっているが、念のため駄目を押す』
・『試合が終わる間際に駄目を押して1点加える』
まとめ
まとめ
「駄目を押す」とは、「念のために確認すること」や「勝負事で勝ち負けが決まっている状況で、さらに勝利を確定させるような事をする」という意味を持つ慣用句です。
正しい意味を理解して適切に使用できるようにしましょう。