「全力投球で」とは?ビジネスでの使い方や敬語や言い換えなど分かりやすく解釈

この記事では、「全力投球で」の意味と、ビジネスでの使い方について詳しく説明していきます。

「全力投球で」とは?

「全力投球で」とは?

「ぜんりょくとうきゅうで」と読み、全力を尽くして物事をおこなうことをいいます。

野球の投手がすべての力を出し尽くして投球を行うという意味からきています。

「全力」とは、できる限りの力、ありったけの力という意味があります。

「投球」とは、野球でバッターに対してアウトを取るために、投手が捕手へボールを投げることをいいます。

全力投球とは、投手がありったけの力を使って、バッターにボールを打たせないように捕手に対して投げるという意味になります。

転じて、全力を尽くして物事をおこなうという意味になりました。

「全力投球で」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

「全力投球で」のビジネスでの使い方や使われ方、使うときの注意点

野球で投球する選手に対して使うこともありますが、ビジネスで使う場合には、全力を尽くして仕事をおこなうことを表します。

「全力投球で、目の前の課題に取り組む」などと、使用します。

「全力投球する」という場合もあります。

「頑張ります」などのように、具体的ではない根性論に聞こえてしまうことがあるので、ここぞという場面で使ったほうがよい言葉になります。

大きな仕事に取り組むときや、長い間休みを取っていて、またスタートするときなど、力いっぱい頑張りたいときに使うことの多い言葉です。

「一所懸命」や、「完全燃焼」と同じような意味合いで使うことの多い言葉です。

やる気があることをアピールするためにも使えます。

「全力投球で」を使った例文

「全力投球で」を使った例文

・『新入社員が、全力投球で仕事を頑張りますと言っていたのに、半日で会社を辞めてしまいました』
・『遊びにも仕事にも全力投球で取り組む人は、魅力的にみえます』
・『全力投球で取り組んだ結果なのだから、結果が良くても悪くても受け入れたい』

「全力投球で」の返答や返信例

「全力投球で」の返答や返信例

上司などから、「全力投球で頑張れ」などといわれたときには、「頑張ります」や、「かしこまりました」「期待していてください」などが返答の例になります。

また、「全力投球で仕事に取り組みたいと思います」などと、いわれたときには、「頑張ってください」や、「期待しています」などの返答になります。

決まり文句のようなものなので、「いつでも全力投球というわけにはいきません」や、「全力投球していると、つぶれてしまいます」などと、答えることはほとんどないでしょう。

まとめ

まとめ

野球の投手が、バッターに打たせまいとして全力で投球するように、持てる力を全て使って、事にあたるときに使用する言葉です。

「頑張ります」という言葉では、稚拙に感じてしまう場面でも使われることがあります。

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