「遅れる」の敬語とは?
言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「遅れる」の意味
「遅れる」の意味
「遅れる」は、会議、・打ち合わせ等に遅れる場合、仕事の作業進捗が遅れる場合、報告・連絡・相談等の上司への伝達が遅れる場合に用いる作業・行動の遅れを意味する言葉です。
「遅れる」の敬語での使い方や表現方法
「遅れる」の敬語での使い方や表現方法
上で記載した様に「遅れる」という意味合いが広いので、それぞれのケース毎に記載していきます。
会議・打ち合わせ等に遅れる場合
会議・打ち合わせ等に遅れる場合
電車事故ややむを得ない理由によって、その当日に、遅れてしまう事は、社会人の中ではよくある事です。
この様な場合はその時間になる前に連絡を入れる事がビジネスマナーでは当然の事になります。
電話であれば、「何々の理由で、申し訳ありませんが、遅れて、出席させて頂きます」と言う表現が一般的な表現です。
「遅参させて頂きます」と言う言い方も可能です。
当然ですが、電車の中から、電話するのは控える方が良いです。
やむを得ない場合は、事後でも仕方ないので、「遅参してしまい、申し訳ありませんでした」という様に、謝罪しておきましょう。
予め、予定がバッティングする場合も出てきます。
その場合は、バッティングすることが分かった段階で、「他の予定と重なってしまい、1時間ほど遅れそうです」と和柔らかい口調にしておくのがベターです。
仕事の作業進捗が遅れる場合
仕事の作業進捗が遅れる場合
色々な人と仕事をしているのが普通で、一人のみで仕事をするケースはビジネスマンには少ないでしょう。
全てが計画通りに進むとは限りません。
この場合、いきなり、お客様に「スケジュールが遅れます」とは行かないので、上司への報告が先になります。
「今行なっている作業が遅れそうです」と伝える事が一般的です。
上司であれ、社外の方であれ、遅れる事が分かった以上、了解とは済まされません。
遅延理由、どの程度遅れるのか、どの様にして、後れを取り戻すのかなど、その後、問われることになるので、その辺りも頭に入れておきましょう。
報告・連絡・相談等の上司への伝達が遅れる場合
報告・連絡・相談等の上司への伝達が遅れる場合
「遅れて申し訳ありません」や「遅ればせながら」と先に述べた後で、伝達事項を伝えます。
メール文章であっても、口頭報告であっても、同じです。
仕事の遅れである以上、相手への謝罪は必要なので、ネガティブなイメージになりがちです。
また、怒られると焦ってしまい、言い方がたどたどしくなってしまう事は、最初はありがちな事です。
落ち着いて、誠意をもって、言いましょう。
「遅れる」の言い換えや使用例
「遅れる」の言い換えや使用例
・『遅参してしまい、申し訳ありませんでした』
・『今行なっている作業が遅れそうです』
・『遅れて申し訳ありません』、『遅ればせながら』
上の例では、上で列挙したパターン毎に例を記載しました。
まとめ
まとめ
時間通りスムースに行く仕事(業種、職種)もあれば、遅延の多い仕事もあります。
「遅れる」という事については、敬語も大切ですが、謝罪の意味も含む為、相手に誠意をもって、きちんと手短に言うのが上手く行く場合もあります。
長い言い訳はしない様にしましょう。
肝心な事を的確に使えると上手く行くと思います。