「修正する」の敬語とはどのように使用するか?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「修正する」の意味
「修正する」の意味
「修正する」の言葉の意味は、不十分な箇所を直し、正しくすることです。
近い言葉として「訂正する」という言葉もありますが、こちらの意味は、間違いを改め、正す行為をさすものであり、「修正する」との使い分けをしっかりと理解しておくことが重要です。
「修正する」は、間違っている部分というわけではなく、不十分な箇所に対して正しくなおすことを意味します。
行動や考え方についてその方向性を変えるという意味合いでも「修正する」という言葉を使用します。
「修正する」の敬語での使い方や表現方法
「修正する」の敬語での使い方や表現方法
「修正する」という言葉は、不十分な箇所を直す場合に使うので、自分自身が「修正する」行為の主体として、謙譲語表現として「ご修正いたします」や「ご修正させていただきます」という使い方をすることが多いです。
特に目上の方に対して使う場合には、「ご修正させていただきます」が適切でしょう。
さらに「ご修正申し上げます」という敬語表現も使われます。
上司や目上の方が「修正する」行為をする場合の敬語表現として、尊敬語の「ご修正なさる」という使い方がされます。
感謝の意味を少し入れ込む場合、「ご修正くださる」という表現も使われるでしょう。
「修正する」の言い替えや使用例
「修正する」の言い替えや使用例
・『この点については、早急にご修正させていただきます』
・『さっそくご修正申し上げます』
・『部長が自らご修正下さるので非常に光栄です』
「修正する」という行為の中に、相手からの指摘に対する敬意を入れ込みたいという場合には、「ご修正させていただきます」という表現は丁寧でよいといます。
まとめ
まとめ
ビジネスシーンでは、書類を作成したり、文書を渡したりすることが多く、「修正する」という行為を行う機会も非常に多いといえます。
正しく「修正する」という言葉の敬語を身に付けておくと、相手に敬意を上手く伝えることが出来ます。