「先方」の敬語とは?
言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「先方」の意味
「先方」の意味
ここでは、「先方」の意味を解説していきます。
「先方」は、「相手方」や「相手の人」の意味で使用される言葉です。
「先方」は「せんぽう」と読みます。
これは、「先の方」を意味しています。
一般的には「相手のかた」の意味で使用されます。
しかし、「先のほう」の意味で「先方」と表現する事もあります。
この場合は、進む方向などを示す際に使用されます。
どちらの場合も、「先方」と表記します。
「方」を、人物などを示す「かた」ととらえるか、方向を示す「ほう」ととらえるかで、微妙に意味が違ってくるのです。
「先方」の敬語での使い方や表現方法
「先方」の敬語での使い方や表現方法
それでは、「先方」の敬語での使い方や表現方法には、どのようなものがあるのでしょうか。
「先方」を単独で敬語にする事はできません。
ここには、敬語に言い換えるべき言葉が含まれていないためです。
たとえば、相手を示す場合には、「山田様」のように敬称を使って言い換える事ができます。
これによって、先方を敬語表現にできるのです。
また、相手が会社であれば「貴社」という敬称に言い換える方法があります。
さらに、「先方」に言葉を付け加えて敬語に言い換える手段もあります。
たとえば、「先方にお伝えいたします」とすれば、謙譲語を使用した表現にできるのです。
このように、様々な方法で「先方」と言いかえる事ができます。
使用する状況に合わせて、適切な表現を選択するとよいでしょう。
「先方」の言い換えや使用例
「先方」の言い換えや使用例
・『先方に連絡したほうがよさそうです』
・『先方の意向に従いましょう』
・『貴社の要望に応える所存です』
ここでは、「先方」の言い換えや使用例を挙げています。
例文のように、そのまま使用してもよいですし、敬語や言い換えを使ってアレンジするのもよいでしょう。
まとめ
まとめ
このように「先方」は、「相手方」や「相手の人」の意味で使用される言葉です。
ビジネスでも使用できる言葉なので、上手に活用するとよいでしょう。