「初めて知る」という言葉の敬語とは?
言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「初めて知る」の意味
「初めて知る」の意味
「初めて知る」の後段部分の「知る」の意味は、それまで自分が認識していなかったことを認識することになったときや、知識として自分の身に付くことです。
その「知る」ということを「初めて」行った時に「初めて知る」という言葉を使います。
「知る」という言葉自体が初めて認識する物事に当てはまるので、「初めて知る」という言葉は、これまで知らなかったということを強調して表現していることになります。
「知る」には少しずつ知っていくというように「理解する」というニュアンスで使用することもあります。
なので、「初めて知る」の場合には、理解の最初の段階に至った時に使い、今後は更に知っていくことが想定されます。
「初めて知る」の敬語での使い方や表現方法
「初めて知る」の敬語での使い方や表現方法
「初めて知る」の敬語の費用減として、謙譲語の場合には「初めて存じ上げます」や「初めて存じます」という表現の仕方をします。
「始めて存じ上げる」の方がよりへりくだった表現方法となります。
「初めて承知する」なども
尊敬語では「初めてご存じになる」などという表現を使用することがあり、その他には「初めてお知りになる」なども使用します。
丁寧語では、「初めて知ります」という表現をします。
「初めて知る」の言い替えや使用例
「初めて知る」の言い替えや使用例
・『その点は初めて存じあげます』
・『初めてご存じになられましたか』
・『今回は初めて知ります』
謙譲語表現としては、「初めて存じ上げる」、尊敬語表現として「初めてご存じになられる」など似た表現をすることになるので、使い方に注意が必要です。
まとめ
まとめ
新しい物事に触れることやお互いの理解を深めることが重要となるビジネスの場面では「初めて知る」という言葉と関わることが多いので、正しい使い方を身に付けることで、コミュニケーションを円滑にすることが出来ます。