「捨てて」の言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。
「捨てて」の意味
「捨てて」の意味
物や書類などが不必要になった為に、捨てる行為の意味で用います。
「捨てて」の敬語での使い方や表現方法
「捨てて」の敬語での使い方や表現方法
ビジネスで「捨てて」という場合、「廃棄(はいき)」を用います。
「廃棄」はゴミとして扱い捨てる意味です。
「お手数ですが、廃棄をお願いします」、「廃棄願います」あるいは「廃棄して下さい」の様な表現方法が多いです。
勿論、「お手数ですが、捨てて頂けると助かります」の様に、「捨てる」を用いても、失礼にはあたりません。
捨て方に注意することがあれば、その点も追記しておくと丁寧です。
似た言葉に「処分」があり、「処分する」と使います。
「廃棄」はゴミ扱いと同じで、かつ、書類をシュレッダーに掛けて捨てる、あるいは焼却する様に情報漏洩も含む意味での捨てる行為になります。
これに対して、処分の方は、売る、与える行為も含む処理方法になってきます。
その意味から、仕事上で、「捨てる」と言えば、「廃棄」と考えておくのが、ベターでしょう。
相手に捨てる行為をお願いする事なので、「お手数ではございますが」、「ご迷惑をおかけしますが」、「大変恐縮ですが」の表現を前に付けておくのが、より良い丁寧な表現方法です。
上で述べた理由から、社外の方に捨てることをお願いする際は、「廃棄」を使うのが良い事は理解できるでしょう。
また、「廃棄処分」という言葉も聞きますが、こちらは「廃棄」の意味で処分する事なので、意味合いは廃棄と同じです。
「捨てて」の言い換えや使用例
「捨てて」の言い換えや使用例
・『お手数ですが、廃棄をお願いします』
・『ご迷惑をおかけしますが、廃棄願います』
・『大変恐縮ですが、廃棄をお願いします』
「廃棄」の意味と前置き表現に注意して、良い表現例を3つ、挙げました。
まとめ
まとめ
最近は、ごみを捨てるにもコストが掛かる、シュレッダー処理して廃棄する等、簡単に「捨てて置いて」とはなりにくいところがあります。
情報漏洩の点にも注意が必要であり、相手に手間を掛ける行為です。
ぜひ、上で記載した前置きの表現を付け加えて、上手く活用して下さい。