「早々とありがとうございます」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「早々とありがとうございます」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「早々とありがとうございます」とは?

「早々とありがとうございます」とは?

「早々とありがとうございます」は、その相手に何かをお願いした際に、思ったより早くそれをしてもらえたといった時のお礼になる表現です。

「早々とありがとうございます。

お陰でとても助かりました」
などと用いられ、早く何かを行ってもらえたことに対する感謝を伝えるだめに使います。

実際にそう感じた時はもちろんですが、そこまでではないものの、特に遅かった訳ではない場合にもこのように伝えておくことがあり、その時にはいわゆる礼儀の1つとして用いています。

頼まれてその何かを行った方としても、このように伝えられて悪い気はしないものなので、今後のつき合いなども考えた上でその手の使い方をすることもあると覚えておくといいでしょう。

「早々とありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「早々とありがとうございます」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「早々とありがとうございます」は、文章で用いられる表現です。

よって、口語で使うことはないため、発音については特に気にする必要はありませんが、「そうそうと〜」「はやばやと〜」といったた2つの読み方があり、どちらでも間違いではありません。

「早々にありがとうございます」という形で用いることもでき、そちらにしても意味は一緒です。

先のように、本当に早かったと思った訳ではなくとも礼儀として使うことがありますが、明らかに遅い対応だと感じた時には使うべきではありません。

例えば、2日もあれば十分だと思う内容を1日や2日で行ってもらえた時には問題なく使うことができますが、3日以上掛かったという場合に使ってしまうと、遅かったことへの嫌みに聞こえてしまう場合があるため、そのような使い方はしないように注意してください。

「早々とありがとうございます」を使った例文

「早々とありがとうございます」を使った例文

・『明日になるものと考えておりましたが、早々とありがとうございます』
・『早々とありがとうございます。素早いご対応に感謝します』

「早々とありがとうございます」の類語や言い替え

「早々とありがとうございます」の類語や言い替え

・『迅速なご対応ありがとうございます』
こちらもとても早く何かを行ってもらえたという場合のお礼として用いられます。

「迅速な」としていることから、思ったより早いという意味が「早々と〜」とした場合より強くなるため、本当に早かったという時に使うことが多く、そちらと違って礼儀として使っておくということはあまりしない表現です。

まとめ

まとめ

「早々とありがとうございます」は、頼んだ何かを思ったより早く行ってもらえた時のお礼に用いられる表現です。

そこまでではない時でも礼儀として使うことができるので、明らかに遅かったという場合以外にはそのように使っていることも多いです。

タイトルとURLをコピーしました