「してもらいたい」の敬語とは？言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「してもらいたい」の言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。

「してもらいたい」の意味

相手に何らかのお願いする意味の言葉です。

頼みたいという要望の意味でもあります。

「してもらいたい」の敬語での使い方や表現方法

「この作業を明日の夕刻までに完了して頂けませんか」や「明日の夕刻まで終える必要があり、この作業をお願いできませんか」が丁寧な表現です。

悪い表現から記載してみると、「して下さい」<「していただきたい」<「～をお願いします」<「して頂けませんか」、「～をお願いできませんか」の様な順になってきます。

「して頂けませんか」と「～をお願いできませんか」はほぼ同レベルとしています。

確かに、いただきたいは敬語になりますが、「下さい」、「頂きたい」は言い方によっては、強い口調に聞こえるので、相手に半強制に聞こえてしまいがちです。

お願い事を相手にするわけで、相手の都合・状況も配慮すると、「して頂けませんか」や「～お願いできませんか」が遜った気持ちを表現しているので、より良くなります。

同じ職場で、事務処理をお願いする場合(交通費精算など)は、「～をお願いします」でも問題はありません。

勿論、上司から部下に対してなら、指示になるので、「はい、これ、お願い」でも問題にはなりません。

メールで書く場合も同様にすると、良い表現になります。

「してもらいたい」の言い換えや使用例

・『この作業を明日の夕刻までに完了して頂けませんか』
・『明日の夕刻まで終える必要があり、この作業をお願いできませんか』
・『この作業をやって頂けると助かります』
例文では相手に尋ねる表現と「助かります」を付けた表現を挙げました。

まとめ

自分の仕事を熟している時に、よそから、降ってわいた様に別の要件が入ってくることはよくある事です。

「この忙しい時に、余計な仕事が周ってきた」ととらえるか、あるいは「お互い様だから、仕方ないか」ととらえるかは、その時のあなたのタスク次第であり、自分の仕事の優先順位付けも必要です。

しかし、出来ない事を無理に引き受けるのは逆に相手に迷惑をかける事になってしまいます。

頼むほうも、引き受ける方も、相手の気持ちを気遣って、取り組んでいくと上手くいくでしょう。