「可能だ」の敬語とは?言葉の使い方やビジネス敬語・言い換えを徹底解釈

「可能です」の言葉の使い方や敬語・言い換えを徹底解釈していきます。

「可能です」の意味

「可能です」の意味

辞書で調べると「できること。

ありうること。

例 実現可能、実現不可能 と記載されています。

つまり、100%できる否かは分からないが、出来る可能性があると言う意味で、可能の中にはあいまいさの意味を含む言葉です。

「可能です」の敬語での使い方や表現方法

「可能です」の敬語での使い方や表現方法

身近にある例では、上司から、仕事を頼まれた際、「明日までに、これを仕上げる事ができるか」と尋ねられ、「はい、可能です」と返答すると、はっきりと完遂できるとは言い切れないが、やってみることはできると言う意味合いになります。

何か、他の仕事を抱えた状態で、急に割り込み作業を頼まれた場合に用いられる表現です。

まだ、この段階ではその仕事を引き受けるまでには至っていない回答です。

「ちょっと、やりたくないのだけれど」と内心では思いつつ、上司の要望だからと思った際には正しいビジネス表現です。

確実にできるのであれば、「はい、大丈夫です」と答えると、やる意志があり、任せても大丈夫と上司は判断できます。

新規案件開拓・発掘の部署では、実現可能か実現不可能かを検討することは多い仕事です。

その際、「実現可能性はあるので、検討してみる価値はあると思います」と使います。

丁寧に言いたければ、「検討の価値はあると存じます」と言い換える事もできます。

この場合、存じますは文末だけで、前半には用いないのがベターです。

「可能です」の言い換えや使用例

「可能です」の言い換えや使用例

・『はい、可能です』 (可能性はあるが仕事を完遂できるかは不明の場合の表現)
・『はい、大丈夫です』(やる意志があり、完遂できる自信がある場合の表現)
・『実現可能性はあると思いますので、検討の価値はあると存じます』(社外の方へ用いられる丁寧な表現)
使用例は、実現可能性を考慮した表現と社外の方への表現を挙げました。

まとめ

まとめ

今回、複数の具体的事象ごとに対する表現方法を記載しました。

句読点で句切った文章の例も挙げましたが、この場合は丁寧な表現は文末だけに用いるのがうまいやり方です。

また、その時の自分の置かれている状況で使い分けすると良くなります。

「現状の作業量からすると、あんまり、やりたくないのだけど。

直属上司の要望だから」
と考えている場合には「可能です」に留めておき、上司と相談するのがうまいやり方です。

上手く活用して下さい。

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