「ゲスパー」とは?意味や言葉の使い方、概要(元ネタ)など

この記事では、「ゲスパー」の意味を分かりやすく説明していきます。

気になるネットスラングを勉強しましょう。

「ゲスパー」とは?意味

「ゲスパー」とは?意味

ゲスパーとは、疑り深いこと。

下衆の勘繰りばかりしている、おかしな人をあらわします。

人の好意を素直に受けとめられず、ひねくれて考えてしまう人です。

友達にはなりたくない、少々やっかいなタイプになります。

もともとゲスパーは「下衆」をあらわす「ゲス」と、オカルトな「エスパー」をつけた造語です。

「ゲス」には、心が卑屈でいやしいという意味があります。

またエスパーは悪いように想像することを、やじった表現です。

あまのじゃくで、へそ曲がりな人を例えています。

「ゲスパー」の概要

「ゲスパー」の概要

ゲスパーはSNSから、自然にうまれた言葉です。

SNSで否定的なコメントを発する人、疑り深くていつも悪いように考える人を批判して、このネットスラングが生まれました。

『ゲスの極み乙女』などのバンドグループから「ゲス不倫」などのスキャンダルが飛び出し「ゲス」の認知度が上がったことも由来しています。

ちなみに「ゲス」「下衆」「上衆」の対義語として生まれた言葉です。

もともとは身分の上下をあらわしていて「下衆」には、下流の暮らしをしている貧しい人という意味があります。

エスパーは金銭的な貧しさではなく「心のレベルがきわめて低いこと」をしめしています。

心が成熟していなくて、人間が小さい人がゲスパーです。

「ゲスパー」の言葉の使い方や使われ方

「ゲスパー」の言葉の使い方や使われ方

ゲスパーはこのように使われます。

・『ゲスパーな主婦たちは、今日も井戸端会議にいそがしい』
・『武勇伝はそのくらいで終わりにして。ゲスパーに狙われちゃうよ』
・『ゲスパーかもしれませんが、その考えは間違っているよ』
ゲスパーとは邪推で頭がいっぱいな人をいいます。

また「ひがみかもしれませんが」と自分のことを自虐的に伝えることもあります。

「ゲスパー」の類語や言いかえ

「ゲスパー」の類語や言いかえ

ゲスパーの関連語には、次の言葉もあります。

・ゲスる
・ゲス女
・ゲス男
・ゲス顔
ゲスパーの行いは、ゲスるです。

ゲスるは下劣な行動に出ることです。

他人の批評をすること、してはいけない行為をすることもいいます。

またゲス女はゲスな女性のこと。

ゲスな男性はゲス男です。

どちらも品性のかけらがなく、最低な男女をいいます。

悪のお手本です。

そしてゲス顔とは、アニメの悪者のような卑しい顔つきをいいます。

目が死んでいて唇がつり上がっている、悪いことばかり考えている表情です。

まとめ

まとめ

ゲスパーの意味と使い方をおさらいしました。

ゲスパーとは「ゲス」「エスパー」を組み合わせたネットスラングです。

あさましくて人の欠点を見つけるのが得意な人をいいます。

他人が手を差し伸べてくれているのに、素直に受け止められない可哀そうな人です。

こうした男女がゲス男やゲス女です。

どんなに貧しくなっても、心の品位は失わないようにしたいものです。

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