「〇月〇日付」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「〇月〇日付」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「〇月〇日付」とは?

「〇月〇日付」とは?

「〇月〇日付」は、その日をもって、という意味になる表現です。

ビジネスシーンでは何かが大きく変わる時、または人事異動の際などによく用いられ、「〇月〇日付でタイムカードのシステムが変わります」のように使われています。

その日から何かの状態や状況が変わる場合に使うことができる表現となっていますが、その解釈に当てはまる全ての言い替えにすることができる訳ではなく、先のようにその日から施行されると表現できるような比較的大きな事柄が対象になります。

よって、その日から休日になる、その日から出張だといったくらいのことには用いることができません。

ビジネスでは人の異動がある時によく見聞きする表現で、「この度、〇月〇日付で△△君が入社しました」「営業部への異動は〇月〇日付になります」などという使い方がそれにあたります。

「〇月〇日付で発行された書類だ」のような使い方をすると、〇月〇日から出回った書類だという意味になり、その日を起点に何かが変わったというこの表現の解釈の応用になります。

「〇月〇日付」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「〇月〇日付」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「〇月〇日付」は、口語、文章のどちらでも使うことができ、ビジネス以外でも色々なシーンで使われています。

何かの会合などで「〇月〇日付で△△さんが役員になりました」のような人事的な使い方から、「この商品の販売解禁は〇月〇日付です」といったような使い方をしても構わず、いずれもその日からという意味で使っています。

注意点として、その日のことではないため、「応募は〇月〇日付消印有効です」といったような使い方をすることはできません。

この例の場合、その日の(その日まで)という意味にしなくてはならないため、その日からと解釈される「〇月〇日付」を使うことはできません。

また、それほど大きなことではない対象には使わないという点もビジネスで使う場合と同様です。

「〇月〇日付」を使った例文

「〇月〇日付」を使った例文

・『〇月〇日付で退職することになりました』
・『この契約書の内容が有効になるのは〇月〇日付です』

「〇月〇日付」の類語や言い替え

「〇月〇日付」の類語や言い替え

・『〇月末付』
ビジネスでは何かと月末を基準、締めなどにすることが多く、そのような場合にはこちらがよく用いられます。

「〇月末付で退職することになりました」のように用いると、その月末をもって、という解釈で使うことができます。

まとめ

まとめ

「〇月〇日付」は、その日をもって、という解釈で使われている表現で、その日から何かの状態や状況が変わるという場合に用いるものです。

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