「思いますが」とは?ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

ここでは「思いますが」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。

「思いますが」とは?

「思いますが」とは?

「思いますが」は、そう考えていますが、といった意味になります。

その語尾から、そうとは考えるものの、というニュアンスになるため、この後には考えていることとは裏腹の内容を続けることになったり、相手に対する問い掛けの表現を続けることになります。

例えば、「私は2番の案がいいと思いますが、1番の方が人気のようです」のような形がその前者で、自分としてはそう考えるが、実際はこのようだと使っています。

そして、そちらはどう考えるのか、といった問い掛けにする場合、「私は2番の案がいいと思いますが、そちらはどう思いますか」などといった用い方をします。

それ以外にも、問い掛けで使う場合の応用として、自分がそのように考える内容が合っているのか分からないという形でも使うことができ、「自分としては2番の案がいいと思いますが、世間の人気はどうなのでしょうか」のように使う例がそれになります。

「思いますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

「思いますが」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この「思いますが」は、口語、文書を問わず、自分としてはそのように考えると言い切るのではなく、そう考えるが実のところはどうなのかという使い方になります。

先に挙げた3つの用い方の例は、集約するといずれもこの意味での使っており、何かの問題に対して、まずは自分なりの意見を伝えたいといった用い方になります。

その上で、そうと考えるがそこまでそれに自信がない、とりあえず自分としての意見を伝えたいといった文章にして使うことになるため、何かに対して意見したいという時にも向いています。

それは、あくまで自分なりの意見だと表現することができるためで、逆の立場の使われた側からすると、あくまで参考意見の1つだと捉えてもいいかも知れません。

「思いますが」を使った例文

「思いますが」を使った例文

・『私としては大丈夫だと思いますが、念のために補強しておいた方がいいかも知れません』
・『改良後の方がいいと思いますが、皆さんはどう思われますか』

「思いますが」の類語や言い替え

「思いますが」の類語や言い替え

・『考えますが』
意味となる「考えていますが」「思いますが」の言い替えになる形にすると、このようになります。

そのまま置き換えになる表現なので、どちらを使っても意味や使い方が変わることはありません。

まとめ

まとめ

「思いますが」は、自分なりにそう考えるが、という意味になる表現です。

その上でどうこうといった内容を続けますが、あくまで自分なりの意見だという解釈になるため、使われた側もそうだと分かった上で何かの判断などを行うことができます。

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