ここでは「間違いありませんでしょうか」の使い方やその際の注意点、言い替え表現などを詳しく見ていきます。
「間違いありませんでしょうか」とは?
「間違いありませんでしょうか」とは?
「間違いありませんでしょうか」は、裏を返して、「これで合っていますか」と聞いていると解釈すると分かりやすい表現です。
つまり、間違いがなく、合っているかを訊ねる表現となっており、その確認のために用いられます。
丁寧な表現のため、ビジネスシーンでは他社や目上の人に対して使うことがほとんどで、BtoCのシーンでは主にお客様になる相手に使われています。
この表現で十分に丁寧な形ですが、この前に「お」をつけて、「お間違いありませんでしょうか」とすると更に丁寧になるので、その相手との関係によってはそのようにして使うといいでしょう。
逆に、少し砕いて「間違いありませんか」とすると、丁寧さは低くなるものの、堅さもなくなるので使える相手の範囲が広くなります。
ただし、カジュアル度が増していることから、他社や上司などに使う場合にはあまりおすすめできません。
「間違いありませんでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
「間違いありませんでしょうか」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点
この「間違いありませんでしょうか」は、確認のための表現になります。
よって、このように使った後にはその相手から返事を待つことになり、それがないことには該当の物事が先に進みません。
ですが、それを待つことなく先に進めるようにする使い方もあり、「この内容で間違いありませんでしょうか。
特にない場合には返信は不要です」のように使えばOKです。
ただし、どれくらい返信がなければ正しいと判断するのかといった点が出てきてしまうため、こう使った時には最低でも数日は返信があるかは待つ必要があります。
そのような文章から、口語でも使うことができる表現で、その場で相手に対して直接の問い掛けとして用いても構いません。
その時には、預かっていた物を指して「この傘で間違いありませんでしょうか」のような使い方をすることができます。
「間違いありませんでしょうか」を使った例文
「間違いありませんでしょうか」を使った例文
・『ご希望の商品は20番で間違いありませんでしょうか』
・『ご住所はこちらでお間違いありませんでしょうか』
「間違いありませんでしょうか」の類語や言い替え
「間違いありませんでしょうか」の類語や言い替え
・『よろしいでしょうか』
この表現は「間違いありませんでしょうか」の言い替えになります。
そちらほど丁寧さはありませんが、他社や目上の人に使っても失礼になることはなく、堅い表現ではないため使いやすくなっています。
「間違いありませんでしょうか」では堅くなる懸念があるものの、「間違いありませんか」では失礼になると思った時にはこちらを用いるといいでしょう。
まとめ
まとめ
「間違いありませんでしょうか」は、合っているかという問い掛けになる表現です。
丁寧な形で、色々なシーンに用いることができ、前に「お」をつけた形で使うと更に丁寧になるため、ビジネスではそちらにして使うことも多いです。