「ご協力感謝いたします」とは？ビジネスメールや敬語の使い方を徹底解釈

この記事では「ご協力感謝いたします」について解説をします。

「ご協力感謝いたします」とは?意味

力を貸してくれたことをありがたく思っている、といった意味です。

力をあわせて物事を行ってくれたことに対してお礼を伝えています。

「ご協力」は、「協力」を敬意を表す言い方にしたものです。

「協力」には、力をあわせて物事を行うことという意味があります。

力をあわせる人や団体の数に関係なく用いることができる語です。

「感謝」は、ありがたく思う気持ち表します。

「いたし」は「いたす」のことで、「する」の謙譲語・丁寧語です。

「ます」は敬意を表します。

「ご協力感謝いたします」のビジネスメールや会話での使い方や使われ方、使うときの注意点

この言葉は、力をあわせてある事柄をしてくれた人に対して述べます。

敬意を表す言い方なので、失礼にはなりません。

お礼の言葉を伝えるならば、「～ありがとうございます」「～にお礼申し上げます」などの表現もあります。

これらも失礼にはなりません。

道路工事をするので、道が通れないことで説明をします。

道路工事をするため、一定期間通行止めをしました。

この間、この道を通る人は他の道を通らなければなりません。

普段使っている道を使えなくなってしまい、不便をかけることになります。

それでも文句をいうことなく、他の道を通ることに協力してくれました。

このことにお礼を伝えたいです。

そのお礼の言葉として、この言葉を用います。

これは、見知らぬ人たちに伝えているので、簡単にお礼を伝えるだけで構いません。

特定の人にメール、電話、対面でお礼を伝えるときには、協力してもらったことでどういった結果になったのかなど、自分の言葉で伝えると、感謝の気持ちがより伝わます。

「ご協力感謝いたします」を使った例文

・『○○へのご協力感謝いたします』

「ご協力感謝いたします」の返答や返信

不特定多数の人に対して伝えている場合は、返答はしません。

個人的に伝えられている場合は、何に協力したのかによって返す言葉が変わります。

力をあわせて物事を行ったことで、相手にとってよい結果となったならば、そのことをよろこんであげるとよいでしょう。

伝えられた結果について、自分の考えを述べることもあります。

メールの場合、短くてもよいので何かしら言葉を返せば、「気持ちを受け取った」「メールを読んだ」ということが伝わります。

まとめ

この言葉は、お礼を伝えるものです。

一人ではできないことも、力をあわせればできることがあります。

力をあわせて物事を行ってくれるのは、ありがたいことです。

そういったことをしてもらったときには、お礼を伝えることが望ましいです。