この記事では、「草不可避」の意味を分かりやすく説明していきます。
ネットスラングを学びましょう。
「草不可避」とは?意味
「草不可避」とは?意味
「草不可避」とは、笑いたくなるユーモラスな状況のこと。
ゲラゲラ笑ったり、ぷっとふき出したり、ニコっとしたくなるシーンで使います。
面白いさま、頬が緩んでいる状況が「草不可避」です。
ちなみに草不可避の草とは「w」のこと。
これはネットスラングで「WARAI(笑い)」をあらわします。
「w」の形がまるで田んぼの稲、そして原っぱの雑草のように見えることから、いつしか「笑い」を「草」という植物であらわすようになりました。
そのため大爆笑が避けられないこと、笑わずにはいられない面白おかしいことが「草不可避」です。
「草不可避」の概要
「草不可避」の概要
「草不可避」が生まれたのは『2ちゃんねる』の掲示板です。
面白いネタで盛り上がったときにユーザー同士が「www」や「wwwww」と言い合います。
最初はこれだけで済んでいたのですが、しだいに「草刈り」や「除草」という新語が加わるようになりました。
草刈りや除草というのは「www」ばかり並べているユーザーに「しつこいから、そろそろ止めよう」と茶々を入れる言い方です。
その「草刈り」から「草」という言葉が独り歩きして、面白すぎることを「草不可避」というようになりました。
笑いのドツボにハマっている状況を指します。
「草不可避」の言葉の使い方や使われ方
「草不可避」の言葉の使い方や使われ方
「草不可避」はこのように使います。
・『この芸人のネタ面白いよね。草不可避』
・『箸が転んでも、おかしいお年頃。草不可避』
・『部長のおやじギャクに大爆笑。草不可避wwwww』
「草不可避」はSNSでは、おもに文末につかいます。
好きな芸人さんのネタに大笑いするとき、何でもないことが面白いときに使います。
ニヤっと笑いたくなるシチュエーションで用いています。
怒っているとき、イライラしている場合は適さないので気を付けておきましょう。
「草不可避」の類語や言いかえ
「草不可避」の類語や言いかえ
「草不可避」の関連語に、次の言葉もあります。
・大草原不可避
・ジャングル不可避
・ニヤニヤがとまらない
「不可避」は流行りのネットスラングです。
「避けられない」という訳があって、草不可避のアレンジ版として「大草原不可避」や「ジャングル不可避」も生まれています。
大草原とジャングルは、どちらも大爆笑をあらわします。
また同様の言葉に「ニヤニヤがとまらない」もあります。
嬉しすぎて自慢したくなる、最高潮のテンションで使います。
ちなみに「ニヤニヤ」は嬉しい表現として定着していますが、北海道では「調子が悪い」という逆の意味があります。
例えば腹痛を感じたときは「お腹がニヤニヤする」といいます。
まとめ
まとめ
「草不可避」の意味と使い方をおさらいしました。
「草不可避」は、笑わずにはいられないユニークな展開をいいます。
「大草原不可避」と同じ表現です。
笑いをあらわす「w」から生まれた言葉で、ネット民をおおいに湧かせています。
SNSで引用してみてください。